商品プロモーションから、Paykeの商品スキャン機能を活用した効果計測までをサポート
株式会社マイクロアド(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:渡辺健太郎、以下マイクロアド)は、マイクロアド台湾(本社:台北市、董事長:丸木勇人)及び、投資先企業である株式会社Payke(本社:沖縄県西原町、代表取締役:古田 奎輔、以下 Payke)とともに、消費財メーカーに対する、訪日台湾人向けのインバウンドプロモーション支援サービス「In-Scan(インスキャン)」を共同開発し、提供を開始いたしました。
「In-Scan」は、マイクロアドグループが提供する訪日台湾人向けインバウンドプロモーション支援サービスと、訪日外国人向けショッピングサポートアプリPaykeを連携させたサービスです。
Paykeは、店頭で商品バーコードをスキャンするだけで、多言語で商品情報を表示することができるアプリです。訪日観光客に対し、商品理解と購買行動を促進するほか、商品スキャン数をもとにプロモーションの計測を行い購買促進の訴求効果を可視化することが可能です。
マイクロアドとPaykeについて
マイクロアドは海外事業として、中華圏におけるマーケティング及び日本企業の海外進出支援やインバウンドプロモーション支援事業を行なっております。マイクロアド台湾が運営するJapaholicは、日本のショッピング・美容情報などを発信する、台湾最大級の親日女性向けメディアです。日系企業に対し、訪日観光客向けのプロモーション支援を行なっております。
Paykeは、訪日外国人向けのショッピングサポートアプリです。商品のバーコードをスマホでスキャンするだけで、詳細な商品情報を多言語で表示することが可能なサービスです。台湾を中心に、20〜40代の女性をメインユーザーとして、142に及ぶ国や地域で利用されています。
台湾人観光客の消費額推移
2023年10-12月の訪日外国人旅行消費額は、2019年同期比137.6%となる約1.7兆円に達しました。国別では台湾の消費額が最も多く2,300億円を超えます(※1)。台湾においては、4月上旬の日本のお盆にあたる「清明節」から夏季休暇のある7月にかけて、訪日観光の需要期とされています。
「In-Scan」のサービス概要
これらの背景からJapaholicとPaykeを連携し、今後も需要の増加が見込まれる台湾人観光客に向けた、インバウンドプロモーション支援サービス「In-Scan」の提供を開始いたしました。消費財メーカーにおける、商品プロモーションからPaykeの商品スキャン機能を活用した効果計測までをワンパッケージとしたサービスです。
1)旅マエ、旅ナカでの商品プロモーション
JapaholicとPaykeに、商品のタイアップ記事などのコンテンツを展開し、商品の認知向上を促進します。日本旅行への興味関心ユーザー及び、訪日中のユーザーへ広告配信を行うことでコンテンツを訴求します。
2)Paykeによる商品認知・購買行動の促進
Paykeの商品バーコードスキャンにより、ユーザーの言語に沿った詳細な商品情報の訴求を店頭で行うことで、商品理解と購買行動を同時に促進します。またPayke内にも掲載されるJapaholicのタイアップ記事によって、一歩踏み込んだ商品情報を訴求することが可能です。
3)商品のスキャン情報をもとにした効果計測とレポーティング
プロモーションを実施した商品のバーコードスキャン数を計測します。Paykeのバーコードスキャンデータは実購買データと相関性を持っております。その結果をもとにプロモーション前後の期間を比較した効果計測を行い、一連のプロモーションによる購買促進の訴求効果を可視化したレポーティングを行います。
本パッケージは、企業におけるPaykeへの商品情報の登録までをセットで提供いたします。また、In-Scanの今後の展開として、台湾人観光客の位置情報データの取得及び活用をした、流通小売店舗における来店計測や地方自治体向けの来県計測などを行なってまいります。
マイクロアドは今後も、投資先企業との機能連携や自社保有の各種データを活用した精度の高いインバウンドマーケティングサービスをご提供いたします。
※1) JNTO【訪日外国人消費動向調査】 2023年10-12月期の全国調査結果
関連リンク
●株式会社マイクロアド
●訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke」を展開する 株式会社Paykeと資本業務提携を締結 〜 外国人の消費行動データを連携し、「UNIVERSE」の機能拡充及び インバウンドプロモーション支援事業を強化 〜