モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT®」を運営する株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋山 広宣、以下INFORICH)と、LMIグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:永井俊輔、以下、「LMIグループ」)は、広告効果の測定が可能なリテールメディアの実現を目指し、協業を開始することをお知らせいたします。
協業の背景
近年、世界的なプライバシー保護の重要性の高まりによるサードパーティCookie廃止などの規制によりウェブ広告業界への影響が懸念される中、小売店舗を新たな広告メディアとして活用する「リテールメディア」に注目が集まっています。従来のリテールメディアは、店内の棚やレジ上にデジタルサイネージを設置し、メーカーが各商品のプロモーションを行うものが主流でした。消費ポイントに近い店舗を訪れる消費者は購入に至る確率が高く、リテールメディア広告はコンバージョン率が高いと言われる一方、その広告効果の測定が難しいという課題がありました。
このような課題に対して両社は協業を行い、リアルメディアの更なる発展と最適化を図ります。
両社が提供するサービスの特長
LMIグループが提供する、消費者へのリワード提供型広告を行う新たなリテールメディア「AdCoinz」は、リテールを訪れる消費者が、QRのスキャン、アプリのダウンロード、フォームの記入などのアクションを通じてリワードを獲得できます。広告主は消費者のアクションを促進し、リード獲得と広告効果の評価に関するデータを収集できます。また、リテールは、広告収益を得るだけでなく、リワードを活用した追加の購入を期待できます。
INFORICHが提供する、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」は、コンビニ、薬局、空港、カラオケ、駅、飲食店、ホテル、観光地、など全国に約43,000台(2024年3月末時点)展開しており、すべてのバッテリースタンドにデジタルサイネージが搭載されています。モバイルバッテリーのレンタルだけではなく、デジタルサイネージを活用した広告配信が可能。さらに、「ChargeSPOT」のサイネージとネイティブアプリを組み合わせて、クーポン発行・周遊企画等も実施できます。
今後の展開
この度の協業により、豊富なタッチポイントをもつ「ChargeSPOT」に、高いコンバージョン率と広告効果の測定が可能な「AdCoinz」を掛合わせることで、消費者のエンゲージメントを軸にした「EOOH(Engagement Out of Home)」が実現可能となり、新しい顧客体験価値を創出します。
LMIグループとINFORICHと今後も協業を進め、リテールでのPoCを実施し、リアルメディアの発展と可能性拡大に取り組んでまいります。
■LM Iグループ株式会社 取締役副社長・共同創業者 望田 竜太コメント
今回のINFORICH様との協業により、私たちはリテールメディアの新たな可能性を追求し、リアルとデジタルの融合を図ることで、消費者にとってより魅力的な体験を提供することができると考えています。AdCoinzの導入により、消費者は店舗での行動を通じてリワードを獲得し、一方で広告主はその効果を確実に測定できるようになります。このような協業を通じて、リアルメディアの新たな価値を創出し、業界全体の発展に寄与してまいります。
■株式会社INFORICH 代表取締役社長 秋山広宣 コメント
LMI様との協業により革新的なソリューションを提供できることを大変嬉しく思っております。この協業は我々のビジョンを実現するための大きな一歩となり、より多くのお客様に最高のサービスと価値をお届けできることを確信しています。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社 INFORICH
広報担当:關(せき)、木村
e-Mail :press@inforichjapan.com