プラットフォームと現地法人・ローカルネットワークを用いた輸入対応を含む現地での商品流通も開始。アジア全域での越境EC業務を包括的に支援
AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、ブランド企業向けにBPaaS(*1)モデルの「グローバルECソリューション」の提供を開始しました。ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」や海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」をはじめとしたプラットフォームと、現地法人、ローカルネットワークを用いた従来のECサイト・モールの運営やマーケティング支援に加え、輸入対応を含む現地での商品流通業務も開始します。越境EC領域に関わる業務を包括的に支援することで、ブランド企業の事業成長を後押します。
背景
テクノロジー技術の進化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により渡航制限が設けられたことで、越境ECの注目度は世界各国で高まりました。アジアのEC市場は、2027年には2023年から1兆2,818,億ドル増加して4兆8,173億ドルにまで成長すると見込まれています(*2)。これにより、アジアの他国への越境EC展開を検討するブランド企業が増加しています。しかし、海外に化粧品や日用消費財を輸出する際には、各国の法律や規制に対応する必要があります。特に化粧品は健康や安全に影響を与える可能性があるため、海外輸入に厳格な基準を設けている国が多く、手続きや管理が複雑です。さらに一部の国では、ECモールの店舗を開設するためには現地法人を活用する必要があります。また、配送リードタイムの短縮などを目指し、従来のECモールやマーケティング支援に加え、現地での商品流通業務支援の需要が高まっています。
「グローバルECソリューション」について
越境EC領域における業務を、当社のプラットフォームと現地法人、そしてローカルネットワークを活用したBPaaSモデルのソリューションで包括的にサポートします。当社はアジアを中心に15ヵ国・地域に現地法人を有しており、各地域に専門性の高いローカルチームを配置しています。こうした体制により、従来のECサイト・モールの運営やマーケティングといった支援だけでなく、商流や法規制に対応した輸入対応を含む現地での商品流通に関する支援が可能です。また、当社のプラットフォームはグローバルに統一されており、横断的なデータの管理・活用により、効率的かつ効果的な越境EC展開を実現します。
オンライン流通モデル
当社が商品買取・現地の販売チャネルの管理・輸入対応も行うモデル。ブランド企業から商品を買い取り、現地の販売事業者として商品を販売します。現地ECモール・サイトの販売戦略立案・構築・運用、マーケティング、物流、カスタマーサポートなど、越境EC業務を包括的にサポートします。
委託流通モデル
商品輸入に関わる業務を支援します。ブランド企業は当社の現地法人を活用し、各国に商品を輸入可能です。商品販売に必要な現地の許認可対応も行います。当社の物流ソリューションを活用した、購入者への商品配送やカスタマーサポートも可能です。
〈現地法人があるアジアの国・地域〉
シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナム・台湾・カンボジア・中国・日本・香港・マレーシア・フィリピン・インド・アラブ首長国連邦・サウジアラビア・韓国
〈プラットフォーム〉
・ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」
・会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」
・海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」
・インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」
・デジタルマーケティングプラットフォーム「AnyDigital」
<AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河 宏輔のコメント>
アジアは年々、人口を増やしながら経済発展を遂げており、EC市場も着実に大きなマーケットへと成長しています。当社のプラットフォームと現地法人のローカルチームによるオペレーションをかけ合わせたBPaaSモデルの本ソリューションにより、多くのブランド企業の越境EC展開を支援し、事業成長に貢献できるよう注力してまいります。
1:Business Process as a Serviceの略。ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせて提供するビジネスモデル
2:Worldwide Ecommerce Forecast Update, eMarketer(2023年12月)
関連リンク
●AnyMind Group株式会社
●アジア全域への越境EC展開をサポートするBPaaSモデル「グローバルECソリューション」の提供を開始