フリークアウトHDとフェズの合弁会社「ストアギーク」、独自開発の新型リテールメディアサービスを提供開始

ストアギークサイネージ

定番棚の購買率UPを実現するマーケター向けリテールメディアが新登場

リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズ(本社:東京都千代田区、 代表者:代表取締役 伊丹順平、以下「フェズ」)と株式会社フリークアウト・ホールディングス(本社:東京都港区、代表者:代表取締役社長 Global CEO 本田謙、以下「フリークアウト」)の合弁会社である株式会社ストアギーク(本社:東京都港区、代表者:代表取締役 廣瀬隆昌、以下「ストアギーク」)は、本日より独自開発した新型リテールメディアサービス『ストアギークサイネージ』の提供を開始しますので、お知らせいたします。

これにより、小売事業者様・メーカー様は、店舗内の大半を占める定番棚前で訴求力の高い新たなコミュニケーション施策の実施が可能になります。

独自開発した新型リテールメディアサービス『ストアギークサイネージ』(※1)の設置イメージ

『ストアギークサイネージ』開発の背景
原材料価格の高騰や消費行動の変化、顧客ニーズの多様化等を受け、より費用対効果の高いマーケティング・プロモーション活動が求められる中、2023年はリテールメディア元年と言われるほど「リテールメディア」への期待が高まっており、大手小売チェーン様を中心に導入が始まっております。中でも店舗内に設置するデジタルサイネージは、消費者が自分に合った商品に出会い購入機会を効果的に創出できるメディアとして注目されています。

一方で、既存のインストアサイネージは、商品棚の陳列スペースを狭めたり、視認性の低さから消費者の購買行動に繋がりにくかったりと、導入に様々な課題がありました。加えて、商品棚前に合ったコミュニケーションが実施できないこと、効果検証が出来ないこと等から、メーカーマーケターによる広告活用も進んでいないのが現状です。

こうした背景から、ストアギークでは、フリークアウトの持つマーケティングテクノロジーへの知見及びデジタルサイネージ領域のプロダクト開発力とフェズの持つリテールメディアに関するノウハウを活かし、新たなリテールメディアサービス 『ストアギークサイネージ』を独自開発いたしました。

『ストアギークサイネージ』は、すでに複数の大手ドラッグストアチェーン様にてPoC(Proof of Concept:概念実証)の実施、導入の決定も進んでおり、設置によって対象カテゴリに対して10%前後、訴求商品に対して20%前後の購買率上昇が確認できております(※2)。

従来のインストアサイネージと『ストアギークサイネージ』の違い
従来のインストアサイネージと『ストアギークサイネージ』の違い

『ストアギークサイネージ』の特徴
① 定番棚に最適化した高い視認性
消費者の購買行動の約8割は定番棚から発生していると言われています。『ストアギークサイネージ』は、定番棚での購入直前のタイミングに視認性高くアプローチできるよう最適化。商品棚の陳列スペースを狭めることなく、棚前を行き交う消費者に訴求力の高い新たなコミュニケーション施策を実施できます。

② 棚前専用の訴求力の高いコンテンツ
『ストアギークサイネージ』で採用する独自HWの縦長形状を活かし、カテゴリ拡大と訴求商品の購買を同時に促すコンテンツ配信が可能。定番棚での購入直前のタイミングに合わせた効果的なクリエイティブにより、購買効果を高めることができます。

③ ID-POSデータによる効果検証
フェズが提供する国内最大級のリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」をベースに、ID-POSデータを用いたサイネージへの広告配信に対する効果検証を行うことができます(※3)。

『ストアギークサイネージ』が持つ3つの特徴
『ストアギークサイネージ』が持つ3つの特徴

今後の展開について
ストアギークでは、まず全国のドラッグストアチェーン様にご導入を提案し、複数のドラッグストア様を横断した広告/販促の施策実施が可能なリテールメディアネットワークを構築して参ります。

第一弾としてPoCを通して、本サービスのご活用との親和性の高かったオーラルケアカテゴリの売上向上を目指し、小売企業様、メーカー企業様、双方へのご提案を進めてまいります。

メーカー様の販売促進に留まらず、商品ブランドのメッセージ発信まで行える店内起点の新たなコミュニケーション施策を推進し、リテールメディアの可能性を広げてまいります。

関連リンク

株式会社フェズ
フリークアウトHDとフェズの合弁会社「ストアギーク」、独自開発の新型リテールメディアサービスを提供開始